ゴーヤー(Momordica charantia)に含まれるアスコルビン酸(還元型ビタミンC)の加熱時の減少

書誌事項

タイトル別名
  • Reduction of L-ascorbic acid (reduced vitamin C) content of bitter gourd (Momordica charantia) during heating
  • ゴーヤー(Momordica charantia)ニ フクマレル アスコルビンサン(カンゲンガタ ビタミン C)ノ カネツジ ノ ゲンショウ

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説明

ゴーヤー(和名ニガウリ,学名Momordica charantia)を含む8品目の野菜について,蒸し,炒め,水煮の3種類の調理法で加熱処理し,処理前後のアスコルビン酸(還元型ビタミンC)の含量と残存率を比較した。試験の結果から,次の知見が得られた。1) ゴーヤーは他の野菜と同様に,加熱処理により,アスコルビン酸が減少した。処理の仕方によっては,イモ類や一部の果菜類より,ゴーヤーのアスコルビン酸残存率が小さくなる例も見られた。2) ゴーヤーは,アスコルビン酸が豊富であり,処理法によっては,加熱しても残存するアスコルビン酸の含量がピーマンに次いで多かった。

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