書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of Vitamin C and Vitamin E Supplements on Periodontal Disease in Smokers
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説明
喫煙習慣は,歯周病の危険因子の1つとして認識されてきている.本研究では,喫煙習慣を有する歯周病罹患者において,ビタミンC(VC)とビタミンE(VE)の摂取が歯周病に及ぼす作用を検討することを目的とし,無作為化比較対照試験を実施した.65名(平均年齢49.5±10.5歳,女性3名を含む)の被験者はVC群,VE群,その併用群およびプラセボ群の4群に分かれ,24週間タブレット状の試験製剤の摂取を行った.その結果,VC群,VE群およびその併用群は,プラセボ群と比較して,歯周病の臨床パラメータである臨床的アッタチメントレベル(CAL)と歯周ポケット深さ(PD)において,有意な進行の抑制作用を示した(p<0.05).また,歯周組織破壊の生化学的マーカーである歯肉溝滲出液中のI型コラーゲンC末端テロペプチド(I CTP)についても測定を行った.ベースライン時と比較して24週時点でI CTPの改善・維持が認められた部位の割合を群間で比較検討したところ,併用群はプラセボ群と比べ有意に高かった(p<0.05).一方,血中のVCレベルはVC群と併用群(p<0.01)で,VEレベルはVE群と併用群で,それぞれ有意に上昇していた(p<0.05).これらの結果は,VC,VEおよびその併用摂取が,喫煙者の歯周病のリスクを低減し,歯周組織の維持に効果を及ぼす可能性を示唆している.
収録刊行物
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- 口腔衛生学会雑誌
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口腔衛生学会雑誌 53 (5), 544-553, 2003
一般社団法人 口腔衛生学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205004003072
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- NII論文ID
- 110004017977
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- NII書誌ID
- AN00081407
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- ISSN
- 21897379
- 00232831
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可