酸化チタン透明導電膜のRFマグネトロンスパッタリングによる作製と仕事関数評価

書誌事項

タイトル別名
  • Transparent conductive TiO2 film fabrication by RF magnetron sputtering and its work function

説明

ITO代替材料の一つとしてニオブドープの酸化チタン薄膜が注目されている. RFマグネトロンスパッタ法により、Nb2O3を10w%含有したTi2O3ターゲットから石英基板上に50-60nm程度室温で酸化チタン膜を形成し、真空を破らず450-600℃で一時間アニールすることによって、600℃において2.4x10-4Ωcmの非常に低抵抗な導電性酸化チタン膜が得られた。またUPS測定により、5.07-5.47eV程度の仕事関数を持つことがわかった。この膜は光触媒活性がないため有機系光デバイスの基板材料としても十分使用に値することもわかった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205677611264
  • NII論文ID
    130004674295
  • DOI
    10.14886/sssj2008.29.0.87.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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