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- 布川 弥太郎
- 国税庁醸造試験所
書誌事項
- タイトル別名
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- タンニンサン オ ホテンシタ カキシブ ノ オリカ ゲ コウカ ト タンニンサ
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説明
酒石酸鉄溶液による発色法を用いて楠渋中および清酒中のタンニン酸を定量することを検討した。<BR>1) 柿渋自体も本法により発色し, タン論ン酸として3%程度の定量値を得たので, タンニン酸添加柿渋中の添加タンニン酸量を厳密に測定するには, 添加前の柿渋についても測定を行なわなけれぽならない。<BR>2) 本法によるタンニン酸量1mgはコロイド滴定力価の2.7単位に相当した。<BR>3) タンニン酸添加柿渋を用いてオリ下げを行なった清酒中には大抵の場合, 10ppm程度のタンニン酸が残留するが, このものは活性炭処理で除去することができた。
収録刊行物
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- 日本釀造協會雜誌
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日本釀造協會雜誌 72 (3), 223-225, 1977
公益財団法人 日本醸造協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206049684992
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- NII論文ID
- 130004324344
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- NII書誌ID
- AN00192226
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- ISSN
- 21864004
- 0369416X
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- NDL書誌ID
- 1817444
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可