小学校における知性と感性を結ぶ俳句教育プログラムの提案 : 互いを認め合い支え合う学級づくりを目指して

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タイトル別名
  • The promposal of the educational program for an elementary school, utilizing a haiku to improve an intellectuality and sensitivity : aiming at the development of a class which a child accept each other and support each other.

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説明

世界有数の短詩型であり日本発信の文化でもある「俳句」を活用し,賢さと優しさを兼ね備えた子どもを育てる方法,ひいては,互いを認め合い支え合うことのできる,愛情に満ちた人間関係を基盤とする学級づくりを行う教育プログラムを開発した。この教育プログラムは,著者と学校教員との協同による俳句の授業,大学院におけるゼミ句会,および大学開放事業において著者が主催した子ども句会の実績にもとづいて作成した。その概要は,以下のとおりである。朝の会で,週1回10分程度,その時期の季語を見つけ,発表する活動を通年実施する。また,季語さがし,俳句の創作,および構成的グループエンカウンターを利用した鑑賞から成る複数時間計画の授業を新学年が軌道にのる頃,夏休み明け,新年といった節目毎に,年間3回程度実施する。

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