ICP発光分析法による食品中の17金属元素量について-食肉及びその加工品類-

書誌事項

タイトル別名
  • Contents of 17 Metal Elements in Food Determined by Inductively Coupled Plasma Atomic Emission Spectrometry-Meat and Meat Products-
  • ICP ハッコウ ブンセキホウ ニ ヨル ショクヒンチュウ ノ 17 キンゾク
  • 食品中各種元素の動態に関する研究 (第7報)

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抄録

1990年に大阪府内のスーパーマーケット及び一般小売店で購入した食肉及びその加工品類7品目 (鶏肉, 牛肉, 豚肉, ソーセージ, ベーコン, 焼き豚及びハム), 30検体中の17金属元素についてICP発光分析法により測定を行った. 測定の前処理は, 低温灰化装置を用いて行った. 牛肉ではFe, Zn濃度が高く, 各々平均値で21.20ppm, 52.70ppmであった. 一方, Ca濃度は7品目中で最も低く平均値で47ppmであった. 焼き豚及びハムではAl濃度が高く, 各々平均値で7.95ppm, 6.96ppmであった. また, 鶏肉, 牛肉及び豚肉では平均値で0.43~0.57ppmの濃度範囲で低かった.

収録刊行物

  • 食品衛生学雑誌

    食品衛生学雑誌 35 (3), 323-327_1, 1994

    公益社団法人 日本食品衛生学会

被引用文献 (1)*注記

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