遺伝子組換え大豆から製造された加工食品におけるDNA断片化

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タイトル別名
  • Fragmentation of DNAs of Processed Foods Made from Genetically Modified Soybeans

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説明

さまざまな大豆加工食品における組換え遺伝子の音量とDNA断片化の程度を調べることにより、厚生労働省により通知された公定法記載の定量PCR法の加工食品への適用可能性について検証した。豆腐のように100℃程度で加熱加工された場合は、適用できることがわかった。しかし、市販されている加工食品のように加熱され、物理的力が更にかかるオートクレーブ処理などが行われた場合、あるいは発酵食品の場合、100bp程度までDNAの厳しい断片化が引き起こされることが明らかとなった。従って、これらの加工食品中の遺伝子組換え大豆の定量を行うには95bpより短いプライマー、プローブを開発する必要があると考えられた。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680173802496
  • NII論文ID
    110007367278
  • NII書誌ID
    AA11666400
  • DOI
    10.18891/jjfcs.10.3_155
  • ISSN
    21896445
    13412094
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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