高等学校化学教科書におけるハーバー法教材表現内容の特徴

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タイトル別名
  • Characteristics of the representation of the Haber process in upper secondary school chemistry textbooks

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抄録

わが国における理科教材の特質の一端を解明するために、その基礎的研究として、戦後発行高等学校化学教科書に安定的に登場してきたハーバー法教材に着目した。学習指導要領における当該製造法関連記述内容および化学教科書における当該教材の表現内容の特徴を調べつつ、1990年代に発行された化学教科書の執筆関係者の意図を探った。その結果、同法に関する2つの教材選択の観点が明らかになった。①)学問的に重要な複数の化学概念を応用した工程であること。②近代重化学工業史に画期性を有すること。

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参考文献 (68)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282681087089024
  • NII論文ID
    110002695347
  • NII書誌ID
    AA11161696
  • DOI
    10.14935/jsser.19.1_33
  • ISSN
    18824684
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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