自己組織的に形成したAgナノワイヤをテンプレートとしたSi表面上へのナノ溝形成

DOI
  • 馬 智達
    大阪大 大学院 工学研究科 物理学系専攻 精密工学コース
  • 増本 晴文
    大阪大 大学院 工学研究科 物理学系専攻 精密工学コース
  • 川合 健太郎
    大阪大 大学院 工学研究科 物理学系専攻 精密工学コース
  • 山村 和也
    大阪大 大学院 工学研究科 物理学系専攻 精密工学コース
  • 有馬 健太
    大阪大 大学院 工学研究科 物理学系専攻 精密工学コース

書誌事項

タイトル別名
  • Formation of nano grooves on Si surfaces using self-assembled Ag nanowires as a template

抄録

<p>我々は、異なる二種類のウェットエッチングを複合的に用い、Si表面にナノメートル幅の溝構造を自己組織的に作製し、隣り合うテラス部を分離することを目的とした研究を進めている。具体的には、まず、微傾斜角を有するSi (111)表面に異方性エッチングを施して、テラスと原子ステップから成るステップ/テラス構造を作製する。次に、テラスの端部(エッジ部)へ自己組織的にAg原子を吸着させる。続いて、形成したAgナノワイヤをテンプレートとして、金属アシストエッチングを施し、Siウエハの全域で、平行・並列型の溝構造を形成する。本研究では、提案する上記のウェットシーケンスにおける、各プロセス後のSi表面の構造を原子間力顕微鏡(Atomic Force Microscopy : AFM)により、ナノスケール領域で調査した結果について報告する。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390289254684763520
  • NII論文ID
    130008084249
  • DOI
    10.11522/pscjspe.2021s.0_836
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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