領域「表現」科目(専門的事項)の授業構成に向けての提案―専門性の融合を目指した授業実践の分析から―

書誌事項

タイトル別名
  • Suggestion for class composition of subject related to domain expression” (specialties of domain)―From analysis of class practice aiming at fusion of expertise―
  • リョウイキ 「 ヒョウゲン 」 カモク(センモンテキ ジコウ)ノ ジュギョウ コウセイ ニ ムケテ ノ テイアン : センモンセイ ノ ユウゴウ オ メザシタ ジュギョウ ジッセン ノ ブンセキ カラ

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抄録

本研究では、音楽・身体・造形の専門性の融合を目指した領域「表現」の専門的事項に係る科目について、15回の授業分析を実施した。共担による授業により、教員間の連携だけではなく、学生の表現から次の授業内容が構成され、授業全体の一体感が創出された。一方学生は、他の学生とのかかわりの中で試行錯誤しながら他者に思いを伝えたり受け止めたりする中で、イメージの幅を広げ、活動を展開していた。コメントシート及びポートフォリオからは、表現における即興性、表現のプロセス、コミュニケーションといったキーワードが見出され、学生が表現の活動を通し、視覚・聴覚・触覚と身体性の統合を実感している様子がうかがえた。

収録刊行物

  • 現代児童学研究

    現代児童学研究 3 (1), 13-25, 2020-12-01

    東京家政学院大学 現代生活学部 児童学科内 現代児童学研究会事務局

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