書誌事項
- タイトル別名
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- Development of the Functional Intestinal Metabolite Urolithin A
- (JSNFS Award for Technology and Innovation (2023))
- (令和5年度日本栄養・食糧学会技術賞受賞)
説明
<p>ウロリチンは, ザクロに含まれるエラジタンニンやその加水分解物であるエラグ酸が, ヒトの腸内細菌によって代謝されて生成する機能性ポリフェノールである。我々はウロリチンC生産菌とウロリチンA生産菌との共培養システムにより, エラグ酸を出発物質としてウロリチンAを1ポットで生産することに成功した。これらの技術をベースに共培養によって安定的にウロリチンAを発酵生産できるプロセスを開発して工業レベルでの製造プロセスを確立し, ウロリチンAを10%含む食品素材を2021年5月に製品化 (ウロリッチ®) した。ウロリチンAはマイトファジー促進作用の他にも抗酸化作用, 抗炎症作用が報告されている。我々はウロリチンAが脂肪滴蓄積抑制, 破骨細胞分化抑制, ヒト表皮角化細胞に対する作用や抗アレルギーなどの機能性を有することを明らかにした。さらに, 血管内皮機能に関し, ヒトでの評価を実施し, メカニズム解明を行った。ウェルビーイングが求められる時代に沿った機能性素材としてウロリチンが, 人々の健康維持増進に貢献できるものと考えている。</p>
収録刊行物
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- 日本栄養・食糧学会誌
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日本栄養・食糧学会誌 76 (6), 383-390, 2023
公益社団法人 日本栄養・食糧学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390861493927430144
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- ISSN
- 18832849
- 02873516
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可