容量性電圧プローブの開発とその特性

書誌事項

タイトル別名
  • Development and Evaluation of the Capacitive Voltage Probe

この論文をさがす

説明

電子装置の高速化, 高密度化とともに, そのEMCの評価が重要な課題となってきている.本報告では, ケーブルに発声したコモンモード電圧を静電結合により非接触で測定する容量性電圧プローブについて述べている.まず, 容量性電圧プローブの原理を示し, その基本的な特性を明らかにしている.次に測定の際の誤差要因として, ケーブル位置依存性, 及びケーブル径依存性について理論的, 実験的に検討を行っている, その結果から, ケーブル径, ケーブル位置による感度特性への影響は小さく実用上は理論的な等価回路による校正が可能であることを示している.さらに, 電極に静電に静電シールドを施すことにより, プローブに対する周囲の影響を排除できることを示している.

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (8)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573668927143492096
  • NII論文ID
    110003190850
  • NII書誌ID
    AN10013108
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ